楽屋見舞いのお花は楽屋の中に飾られますので、小～中サイズ程度のお花が好まれています。ブーケならば場所も取らず、持ち運び易いのでぴったりのお祝いになります。見るだけで気持ちが明るくなる、ピンクやイエローのパステル系のお花で仕立てたブーケは、公演の成功を応援する気持ちを伝えることができます。当日に楽屋を訪れて手渡しするには最適のお花です。

落ち着いたピンクやパープル系のバラやカーネーションなどでまとめたブーケは、シックな印象の素敵なお祝いになります。特に、大人の女性への贈り物として喜ばれるアレンジです。楽屋見舞いの相場は15,000円前後と言われていますが、親しい友人へのお祝いや、自分でチケットを購入したものの、楽屋見舞いも贈りたいという際は、5,000円程度の小ぶりなブーケを贈ると喜ばれるでしょう。

お世話になっている方や、長年応援している方の大切な公演には、色とりどりのお花を使った華やかなアレンジメントもオススメです。バスケットタイプのアレンジは、楽屋の棚や机に飾りやすいく人気があります。ひまわりなどの季節のお花を使ったり、オレンジやピンクなどの明るい色を使うことで、楽屋の中が一気に華やぎます。ボリュームのあるアレンジなので、立て札やメッセージカードを添えても良いでしょう。

豪華なアレンジメントを贈りたいけど、お相手の好みを考えると落ち着いた印象のものを選びたいという際は、イエローとホワイトなど、２～３色でまとめたアレンジがオススメです。堂々とした佇まいのユリのお花を加えると、全体的にボリュームが増し、豪華なアレンジメントとなります。また、バスケットの包装紙をお花と同系色でまとめることで更に上品な印象の贈り物となります。

公演期間が長い場合は、数日で傷んでしまう生花のアレンジメントよりも、寿命の長い胡蝶蘭がオススメです。胡蝶蘭は２か月程はお花がもちますので、公演中の楽屋で長く楽しんでもらうことができます。白いお花の中心が赤く染まった白赤リップの胡蝶蘭は、紅白カラーで縁起が良いのもポイントです。品格のある大きなお花を咲かせる胡蝶蘭は、楽屋見舞いで喜ばれる、豪華な贈り物となります。